要素とタグ
HTMLの基本単位を理解しよう
「要素」と「タグ」の違い
よくある混乱:「要素」と「タグ」は同じ意味?
<p> や </p> のこと。
目印のようなもの。「ここから」「ここまで」を示す。
開始タグ + 中身 + 終了タグ の全体。
<p>こんにちは</p> 全部で1つの要素。
<p> こんにちは </p>
← これ全体が「p要素」→
タグの書き方
基本のタグ
開始タグと終了タグで内容を挟む
<!-- 基本の形:開始タグ → 内容 → 終了タグ -->
<p>これは段落です</p>
<!-- div: 「まとまり」を作る箱 -->
<div>これはdiv要素です</div>
<!-- span: 文章の一部を囲む -->
<span>これはspan要素です</span>これは段落です
終了タグがいらない要素
なぜ終了タグがいらない?
「中身を挟む」必要がない要素は、終了タグが不要です。
例えば画像(img)は「画像を表示する」だけで、中にテキストを入れることはありません。
空要素(からようそ)
開始タグだけで完結する
<!-- img: 画像を表示(中に何も入れない) -->
<img src="image.jpg" alt="画像の説明">
<!-- br: 改行(強制的に次の行へ) -->
改行の<br>例です
<!-- hr: 水平線(区切り線) -->
<hr>
<!-- input: 入力欄(ユーザーが文字を入力) -->
<input type="text" placeholder="名前を入力">改行の
例です
ブロック要素とインライン要素
日常での例え:
1つ置くと、その下には別のものを置くしかない。
縦に積み重なる。
文章の中で自然に並ぶ。
横に流れる。
なぜこの区別が大事?
「横に並べたい」のに縦に並んでしまう、という問題を解決するため。
要素の種類を知っていれば、思い通りのレイアウトが作れます。
ブロック要素の特徴
- • 横幅いっぱいに広がる
- • 前後で改行される(縦に並ぶ)
- • 例:
div,p,h1〜h6,ul,li
インライン要素の特徴
- • 中身の分だけ幅を取る
- • 改行されない(横に並ぶ)
- • 例:
span,a,strong,em,img
ブロック要素の動き
それぞれが横幅いっぱいに広がり、縦に並ぶ
<!-- divは横幅いっぱいに広がる -->
<!-- 次のdivはその下に配置される -->
<div style="background: lightblue; padding: 10px;">
1つ目のdiv
</div>
<div style="background: lightgreen; padding: 10px;">
2つ目のdiv(下に配置)
</div>インライン要素の動き
文章の中で自然に横に並ぶ
<p>
これは
<span style="background: yellow;">黄色い部分</span>
と
<strong>太字の部分</strong>
と
<a href="#">リンク</a>
の例です。すべて横に並びます。
</p>これは黄色い部分と太字の部分とリンクの例です。すべて横に並びます。
属性(Attribute)
属性とは?
タグに追加情報を付けるもの。
例:リンクタグ <a> だけでは「どこにリンクするか」が分からない。
→ href="URL" という属性で「リンク先」を指定する。
よく使う属性
それぞれの役割を理解しよう
<!-- href: リンク先のURL -->
<a href="https://google.com">Googleへ</a>
<!-- src: 画像ファイルの場所 -->
<!-- alt: 画像が見えない時の説明文 -->
<img src="photo.jpg" alt="海の写真">
<!-- id: このページで1つだけの名前(識別用) -->
<div id="header">ヘッダー</div>
<!-- class: グループ名(同じスタイルを適用) -->
<p class="warning">警告メッセージ</p>
<p class="warning">別の警告</p>
<!-- style: 見た目を直接指定 -->
<span style="color: red;">赤い文字</span>id と class の違い
• id:ページ内で1つだけ。「このボタン」を特定したい時に使う
• class:何度でも使える。「警告メッセージすべて」に同じスタイルを適用したい時
テキスト関連の要素
見出し(h1〜h6)
数字が小さいほど重要な見出し
<!-- h1: 一番重要。ページのタイトル(1ページに1つ) -->
<h1>サイトのメインタイトル</h1>
<!-- h2: 章のタイトル -->
<h2>第1章:はじめに</h2>
<!-- h3: 節のタイトル -->
<h3>1-1. 基本の説明</h3>
<!-- h4〜h6: さらに細かい見出し -->
<h4>補足情報</h4>サイトのメインタイトル
第1章:はじめに
1-1. 基本の説明
補足情報
テキストに意味を付ける
見た目だけでなく「意味」も伝える
<!-- strong: 重要なテキスト(太字になる) -->
<p><strong>締め切りは明日です!</strong></p>
<!-- em: 強調(イタリックになる) -->
<p>これは<em>とても</em>重要です</p>
<!-- mark: ハイライト(蛍光ペン) -->
<p>テストに<mark>ここが出ます</mark></p>
<!-- del: 削除された内容(取り消し線) -->
<p>価格: <del>10,000円</del> → 8,000円</p>
<!-- code: プログラムコード -->
<p><code>console.log()</code>で出力できます</p>締め切りは明日です!
これはとても重要です
テストにここが出ます
価格: 10,000円 → 8,000円
console.log()で出力できます
リスト要素
ul と ol はいつ使い分ける?
• ul(unordered list):順番が関係ない → 買い物リスト、機能一覧
• ol(ordered list):順番が大事 → 手順、ランキング
順番なしリスト(ul)
・で始まる箇条書き
<!-- ul: unordered list(順番なし) -->
<!-- li: list item(リストの項目) -->
<h3>好きな果物</h3>
<ul>
<li>りんご</li>
<li>バナナ</li>
<li>オレンジ</li>
</ul>好きな果物
- りんご
- バナナ
- オレンジ
順番ありリスト(ol)
1, 2, 3... と番号が付く
<!-- ol: ordered list(順番あり) -->
<h3>カレーの作り方</h3>
<ol>
<li>野菜を切る</li>
<li>肉を炒める</li>
<li>水を入れて煮る</li>
<li>ルーを入れる</li>
</ol>カレーの作り方
- 野菜を切る
- 肉を炒める
- 水を入れて煮る
- ルーを入れる
まとめ
覚えておくこと
- • タグは目印、要素は全体
- • ブロック = 縦に並ぶ
- • インライン = 横に並ぶ
- • 属性で追加情報を付ける
よく使うタグ
- • div, p, h1〜h6(ブロック)
- • span, a, strong(インライン)
- • img, input, br(空要素)
- • ul/ol + li(リスト)