竹花貴騎(たけはな たかき)
MDSグループ代表 / UR-U創業者 / 元Google業務委託
| 生年月日 | 1992年6月4日(33歳) |
|---|---|
| 出身 | 東京都東村山市 |
| 学歴 | ユタ州立大学オンライン2年中退(四大卒ではない)。中学でメキシコ留学、高校で上海留学。 |
| 現在の拠点 | ドバイ(UAE) |
| 主要事業 | MDSグループ、UR-U(オンラインビジネススクール) |
目次
1. 経歴タイムライン
1992年6月4日。後に東村山市に1億1円を寄付する縁の地。
中学生でメキシコへ。幼少期から海外志向が強かったことがわかる。
高校で上海へ留学。語学力・グローバル感覚を磨く。
四年制大学卒業ではない。後に「学歴不問」を強調するビジネスモデルの原体験か。
正社員ではなく業務委託としてGoogleと関与。この経歴を長期にわたり「元Google」と表現し続けたことが後の炎上の種となる。
フィリピンのオフィスに勤務。後に「フィリピンオフィス偽造」問題と絡むことになる。
リクルートの戦略部門で経験を積む。この経歴は本物で、マーケティング・戦略の基礎を習得。
独立し起業。SNSマーケティング・デジタルコンサルを軸に急成長。
「元Google」という肩書きが業務委託に過ぎないと指摘され大炎上。謝罪動画を公開するも削除。この件で知名度が爆発的に上昇するという皮肉な結果に。
東村山市に1億1円を寄付し、天皇陛下から紺綬褒章を受章。批判の多い人物が国の勲章を持つという複雑な状況が生まれる。
UAE(個人所得税・法人税ゼロ)のドバイに移住。MDSグループ・UR-Uを運営継続中。収益規模は非公開で第三者による検証はない。
2. 三大虚偽(確定済み)
竹花貴騎には確定済みの3つの虚偽が存在する。これらは本人が認めた・または証拠が揃った案件であり、憶測ではない。
Google経歴詐称
本人が謝罪済み何が起きたか:YouTubeプロフィール・講演・メディア出演等で長期にわたり「元Google」を名乗り続けた。実際は正社員ではなく業務委託に過ぎなかった。
発覚経緯:2020年、インフルエンサーの田端信太郎氏と青汁王子(三崎優太)氏がSNSで指摘し大炎上。
その後:謝罪動画を公開するも動画は削除。この炎上が逆に知名度を爆発的に高め、UR-Uの受講生増加につながった。
教訓:「業務委託=元社員」という解釈を意図的に広めていた可能性が高い。炎上後も事業成長が続いた事実は、ブランディング的にダメージにならなかったことを示す。
オフィス写真偽造(香港・フィリピン)
画像合成が判明香港オフィス:「香港オフィス」として紹介していた写真が、他社(New Gold社)のオフィスをPhotoshopで合成・改変したものだと判明。
フィリピンオフィス:同様にフィリピンのオフィス写真も偽造疑惑が浮上。
なぜやったか(推測):グローバル展開・信頼性を演出するためにオフィス写真を水増しした可能性。ビジネスコーチとしての「実績・規模感」を視覚的に証明する必要があったと思われる。
ボランティア活動捏造(フィリピン学校支援)
現地学校が声明を発表何が起きたか:フィリピンの学校を支援するボランティア活動の写真として公開していた画像が、現地学校の看板をPhotoshopで差し替えた合成写真だったと判明。
証拠:現地学校側が「我々の写真が無断で使用された」という声明を発表したことで確定。
問題の深刻さ:Google詐称やオフィス偽造は自社のブランディング上の誇張だが、ボランティア捏造は第三者(現地学校)に迷惑をかける行為。この件は批判の中でも特に倫理的問題が大きい。
三大虚偽の共通パターン
3件に共通するのは「信頼性の視覚的演出」という目的だ。Google経歴は実績の権威付け、オフィス写真はグローバル規模の証明、ボランティア写真は人格の証明——それぞれが「竹花貴騎を信頼すべき人物」に見せるための演出だった。 これは詐欺師的手法でもあるが、マーケティング戦略として見ると「知覚価値の最大化」という合理的な行動とも解釈できる。悪意か合理性かの判断は読者に委ねる。
3. 収益構造ファネル
竹花の収益構造は非常に精巧なファネル(漏斗)型になっている。無料コンテンツで大量に認知を獲得し、有料のサービス・商品に段階的に誘導する構造だ。
ビジネス・マーケティング動画を無料で大量投稿。チャンネル登録者数は数十万〜100万超。認知獲得コストゼロで大量のリードを生成。
オンラインビジネス大学。月額8,980円のサブスク型。会員数・売上は非公開で第三者検証なし。後述の調査では2024年時点で有料会員約1.7万人という情報がある(一次情報源は不明)。
UR-U受講生が「クラスタ代理店」として竹花の商品・サービスを販売できる制度。受講生が営業マンになる仕組み。MLM(マルチレベルマーケティング)的な構造との指摘あり。
UR-Uで学んだ「ドバイに法人を作れば節税できる」という内容から、高額な法人設立支援・コンサルティングへ誘導。
資産家向けに投資・資産運用サービスを提供。ファネルの最高単価商品。
⚠️ 収益数字について
「年商50億円」「UR-U年商9億円」「利益率70%」「会員数10万人」「資産100億円」「年収26〜50億円」——これらの数字はすべて竹花本人のSNS投稿・自社サイトが出所であり、公認会計士による監査・公開決算書・第三者機関による独立した検証は一切存在しない。
MDSグループは非上場で決算公告も公開されていない。Google経歴・オフィス写真・ボランティア活動をすべて虚偽で演出していた人物の自称数字を、そのまま事実として掲載することはしない。
このページでは確認できない数字は掲載しない。
炎上前後の会員数推移(確認できたデータ)
| 時期 | 有料会員数 | 状況 |
|---|---|---|
| 2020年5月 | 約1万人 | MUPカレッジ時代・炎上前 |
| 2020年8月 | 約1.9万人 | 炎上前・急成長中 |
| 2020年10月 | 約3万人(ピーク) | 🔥 Google詐称炎上発覚 |
| 2021年2月 | 不明 | MUP→UR-Uにリブランド(炎上後の刷新) |
| 2022年12月 | 約1.3万人 | ピーク比 約57%減 |
| 2024年10月 | 約1.7万人 | 4年後もピーク未回復 |
※ 上記の数字は第三者ブログ・記事をもとにしたもので、公式発表値ではない。ただし複数ソースで一致しており、「炎上で拡大した」という説を否定するデータとして参照価値はある。炎上前のピーク(3万人)に対し、2024年時点でも約1.7万人と半分強に留まっており、炎上がビジネスにダメージを与えたことは数字からも読み取れる。
なぜドバイに住むのか
UAE(アラブ首長国連邦)は個人所得税・法人税がゼロ。収益規模が大きければ大きいほど節税効果が高い。竹花本人が「節税目的」と明言しているかどうかは確認できないが、ドバイ法人設立支援をビジネスとして提供していることから、自身もその恩恵を活用していると見られる。合法的な選択肢ではあるが、日本への税収貢献はない。
4. UR-Uの実態
UR-U(ユアユニバーシティ)は竹花の主力ビジネス。オンラインビジネス大学として月額8,980円でビジネス・マーケティング・起業を教える。
UR-Uの良い面
- ✅ 月額8,980円という低い入会ハードル
- ✅ マーケティング・SNS・起業の実践的コンテンツ
- ✅ 動画コンテンツは質が高いという声多数
- ✅ 学歴・年齢不問
- ✅ コミュニティが充実(他の受講生と繋がれる)
UR-Uの問題点
- ⚠️ 受講生が「クラスタ代理店」として竹花商品を売る構造(MLM的)
- ⚠️ 「ドバイ移住・法人設立」への誘導が高額商品への入口になっている
- ⚠️ 竹花の虚偽経歴を前提にした「信頼」に乗っかっている
- ⚠️ コンテンツの「正しさ」の検証が困難
ビジネスモデルの巧妙さ
UR-Uの本当の価値は「学べる内容」だけではなく「クラスタ代理店制度」にある。受講生が竹花の商品を自分の周囲に紹介・販売することで、営業コストをほぼゼロにしつつ、受講生本人が「稼いだ」という体験を得られる。これは典型的なMLM的構造だが、違法ではない(日本の連鎖販売取引の法規に適合している限り)。
問題は「竹花の商品を売ることで受講生が稼げる」という構造が、竹花の収益に依存した構造であること。竹花のビジネスが止まれば、代理店として活動していた受講生の収入も止まる。
5. なぜ若者に刺さるか
批判が絶えないにもかかわらず、竹花は特に20代を中心に熱狂的な支持者を持つ。この「矛盾した支持」はなぜ生まれるのか。
月額9,000円という「試せる価格」
数十万円のビジネス塾に比べ、月9,000円は「試しに入ってみよう」という低ハードル。失敗コストが低いため、批判があっても「まず試す」層が一定数いる。
「学歴・職歴不問」という強烈なメッセージ
自身が大学中退という竹花が「学歴は関係ない」と言う説得力は、同じ境遇の若者に刺さる。日本の学歴社会に不満を持つ層への明確なアンチテーゼ。
ドバイ豪邸生活の「可視化」
SNSに豪邸・高級車・パーティーを公開し続けることで「成功とはこういうものだ」という具体的なビジョンを示す。「こうなれる可能性」を視覚的に提示することで、夢を売るビジネスとして機能する。
「就職しなくても稼げる」という価値観
就職氷河期・働き方改革・副業解禁の時代に「会社に頼らなくていい」というメッセージは強烈に響く。特にコロナ禍以降、雇用不安が高まる中で「自分でビジネスを作る」という選択肢を示した。
炎上が「認知」を生んだパラドックス
Google詐称炎上により「竹花貴騎」という名前が日本中に広まった。批判記事・検証動画を見た若者の一部が「こんなに批判されるなら実際に見てみよう」とUR-Uに入会するという逆説的な効果が生まれた。「悪名は無名に勝る」の典型例。
5.5. なぜ3万人が登録したのか — 心理学的分析
読者からの疑問
「これだけ胡散臭いのに、なぜ3万人も登録するのか。個人で10億・1億を25歳で稼ぐには天文学的な運と才能が必要で再現性はない。大谷翔平のように幼少期からの訓練・才能・恵まれた環境がすべて揃って初めて可能なことだ。18歳がコンテンツを見ても行動できず成果が出ないのは明白なのに、なぜ人は引き込まれるのか。ビジネスは生産しないと儲からない。コンテンツを消費するだけでは儲からない。しかも属人的でなければ模倣されコモディティ化して陳腐化する——これは常識ではないのか。」
① 3万人の大半は「詐欺だと知らずに」登録した
3万人のピークは炎上直前の数字だ。大多数は「元Google・グローバル展開・ボランティア活動」という演出を本物と信じた状態で登録している。情報の非対称性——受け取る側が検証手段を持たない状況——を利用した点で、構造的に詐欺と同じだ。
② 人間の認知バイアスが巧妙に利用された
「元Google・元リクルート」という肩書きを見ると、人は内容を検証せず信用してしまう。権威ある組織名は思考を停止させる。竹花はこのバイアスを虚偽の経歴で最大限に利用した。
「すでに2万人が登録している」という数字それ自体が信頼の証拠になる。多くの人が選んでいるなら正しいはず——という思い込みが、登録者が登録者を呼ぶネットワーク効果を生む。
人は「自分は平均より上だ」「自分だけは例外になれる」と根拠なく信じる。統計的に無理でも宝くじが売れるのと同じ心理だ。
「このまま会社員で終わる」という恐怖は、月9,000円のリスクより大きく感じられる。現状維持への不安が判断力を鈍らせる。
一度払うと「元を取らなければ」と思いやめられなくなる。月9,000円という低価格は入口のハードルを下げつつ、継続させるループを生む。
③ 本質的問題——「消費」は「生産」にならない
ビジネスで稼ぐには何かを生産する必要がある。商品・サービス・コンテンツ——何であれ市場に価値を提供しなければ対価は発生しない。コンテンツを消費することは学習にはなりえても、それ自体では一円も生まない。
さらに問題なのはコモディティ化だ。優れたビジネスモデルを学んでも、それが広まった瞬間に模倣が生まれ参入者が増え利益率が低下する。差別化できる属人的な強み——固有の技術・人脈・ブランド・センス——がなければ、どんなビジネスも時間とともに陳腐化する。
UR-Uで学べるマーケティング理論を同じ内容で何万人もが学んでいる。「同じ方法を知っている人が万単位でいる状態」は、すでにその方法の競争優位性を消滅させている。
④ 大谷翔平モデルの問題——成功は再現できない
竹花が25歳前後で事業を急成長させたとしても、それは固有条件が重なった結果だ。
SNSマーケティングが未成熟で参入障壁が低かった2017〜2020年。同じ方法は今では通用しない。
「ビジネス系YouTuber」市場が空白だった頃に参入。今から同じことをしても先行者の壁がある。
日本トップクラスの営業・マーケ会社で積んだ実務経験。コンテンツだけでは代替できない経験値だ。
竹花の強みは「竹花貴騎というキャラクター」そのものだ。これは本人固有のもので他者が再現できない。
大谷翔平の練習方法を学んでも大谷翔平にはなれない。成功者の「方法」を学ぶことと同じ結果を出せることは全く別の話だ。UR-Uが教えるのは「竹花が成功した方法」だが、その成功は時代・先行者優位・属人的資質の組み合わせであり、再現性は著しく低い。
では、誰が本当に得をするのか
答えは単純だ。「夢を売る仕組みを作った人」が最も確実に稼ぐ。
竹花自身はUR-Uという「生産物」を作っている。月額課金という安定収益を生む仕組みそのものを作ったのだ。受講生が学ぶのは「ビジネスの方法論」だが、竹花が実際にやっているのは「人が夢を買いたいという心理を利用したサブスクリプションビジネス」だ。
皮肉なことに、竹花のビジネスを本当に理解したいなら「UR-Uで何を教えているか」より「UR-U自体がどういうビジネス構造か」を分析する方が、はるかに多くを学べる。
6. 総合評価(ポジ・ネガ両面)
ポジティブ面
- 東村山市に1億1円寄付
天皇陛下から紺綬褒章を受章(2022年)。批判者でも否定できない実績。
- パキスタンNPOへ4,000万円寄付
2023年。寄付活動への積極的な姿勢は継続している。
- ビジネスコンテンツの質の高さ
UR-Uの講義内容は実践的で役立つという受講者の声は多い。
- 雇用の創出
MDSグループで多くのスタッフを雇用。経済活動の担い手として機能している。
- 日本人の海外進出を促進
ドバイ法人設立・海外在住という選択肢を日本の若者に広めた功績は評価できる。
ネガティブ面
- 確定した三大虚偽
Google詐称・オフィス偽造・ボランティア捏造。信頼を意図的に偽装した。
- クラスタ代理店のMLM的構造
受講生を営業マン化する構造は、受講生が「客」でもあり「販売員」でもある利益相反を生む。
- 謝罪動画の削除
Google詐称の謝罪動画を削除。誠実な謝罪とは言い難い。
- 現地学校への迷惑行為
ボランティア捏造は第三者(フィリピン学校)に実害を与えた。
- 「夢を売る」ビジネスへの依存
「ドバイで成功できる」という期待を売るビジネスは、期待が裏切られた時のリスクを受講生が負う。
| 評価軸 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ビジネス能力 | ★★★★★ | UR-U・MDSグループを継続運営。収益規模は未検証だが、会員数万人規模のサービスを作り上げた実績はある |
| マーケティング能力 | ★★★★★ | 炎上さえもマーケティングに変える才能。ファネル設計が秀逸。 |
| 誠実さ・倫理観 | ★★☆☆☆ | 確定した3件の虚偽は誠実さを著しく損なう |
| 社会貢献 | ★★★☆☆ | 寄付活動(1億1円・4000万円)は本物。ただし捏造疑惑との整合性が不透明。 |
| 受講生へのリターン | ★★★☆☆ | コンテンツの質は高い声多数。一方でMLM的構造への依存リスクあり。 |
7. 解剖まとめ
竹花貴騎を一言で言うと
「虚偽と才能が共存する、日本型インフルエンサー実業家の完成形」
三大虚偽は事実であり批判されるべきだ。しかし同時に、ビジネス・マーケティングの能力については一定の実績がある。ただし収益規模はすべて本人自称で検証不能であり、そのまま信用することはできない。 この「悪い面と良い面の両立」こそが竹花貴騎の本質であり、彼を単純に「詐欺師」とも「天才実業家」とも断言できない理由だ。
✅ 彼から学べること
- • 無料コンテンツ → 有料サブスク → 高額商品というファネル設計の精巧さ
- • 炎上をマーケティングに変換する危機管理(逆説的だが機能している)
- • SNSを使った個人ブランドの構築方法
- • ドバイ在住による合法的節税スキームの具体例
- • 「夢の可視化」による顧客吸引の有効性
⚠️ 彼のビジネスに乗る際の注意点
- • クラスタ代理店は「受講生を営業マン化する仕組み」であることを理解した上で参加すること
- • 「竹花がいなくなったら成立しないビジネス」への依存は避けること
- • 高額なコンサル・法人設立支援は費用対効果を慎重に検討すること
- • 「ドバイで稼げる」という夢と現実のギャップを冷静に把握すること
※ このページは確認できたファクトのみを掲載しています。会員数推移は第三者ブログをもとにした参考値です。収益・資産に関する数字(年商・利益率・個人年収・資産)はすべて本人自称で第三者検証がないため掲載していません。三大虚偽に関する記述は本人が認めた・または公的に証明された案件のみです。
最終更新: 2026-03-17