さとまたwiki
🔥 家庭菜園サバイバル計画

家庭菜園
サバイバル1年計画

卵・乳製品以外を完全自給。
PFC栄養計算 × 必要スペース × 月別カレンダーで本気のサバイバル設計

2026年2月更新 | 1人分の設計 | 必要スペース: 約31〜35㎡
2,200
kcal/日 目標
35㎡
必要スペース
11
主要作物
365
日分の設計
🎯

1. コンセプトと前提条件

このページの目的

「もし食料供給が途絶えたら?」という仮定のもと、卵・乳製品(チーズ含む)以外を全て自分の家庭菜園で賄う1年間サバイバル計画。 PFCバランスを計算し、必要な作物・面積・月別スケジュールを具体的に設計します。

自給する食品

  • • 炭水化物源(じゃがいも・さつまいも)
  • • タンパク質源(大豆・枝豆・豆類)
  • • サラダ野菜(レタス・小松菜・ルッコラ等)
  • • ビタミン野菜(トマト・ほうれん草・にんじん)
  • • 脂質補助(ゴマ・ひまわりの種)
  • • 調味ハーブ・薬味

外部調達する食品(前提)

  • • 卵(1日3個想定)
  • • 牛乳(200ml/日)
  • • チーズ(30g/日)
  • • 食用油(現実的補助)
  • • 塩・調味料の最低限
📊

2. 栄養計算の根拠(PFC数値)

1日の栄養目標(成人1人)

項目総量家庭菜園で補う外部調達分
エネルギー2,200 kcal1,734 kcal466 kcal
タンパク質 (P)55g22g33g
脂質 (F)60g〜10g32g + 油補助
炭水化物 (C)280g220g〜60g
卵3個
189 kcal
タンパク質 18g / 脂質 15g
牛乳 200ml
122 kcal
タンパク質 6.6g / 脂質 7.6g
チーズ 30g
101 kcal
タンパク質 6g / 脂質 8g
🥔

3. 主食戦略(じゃがいも・さつまいも代替米計画)

🍚 米・小麦は家庭菜園では効率が悪いため、じゃがいも+さつまいもで炭水化物220gを確保する戦略。 両者は貯蔵性も高く、年間安定供給が可能。

🥔 じゃがいも(メイン炭水化物)

700g/日
必要量
255kg/年
年間収量目標
約8㎡
必要面積(春秋2作)
560 kcal
700gあたり
  • • 春作: 3月植付 → 6〜7月収穫
  • • 秋作: 8月植付 → 11月収穫
  • • 貯蔵: 冷暗所で3〜6ヶ月保存可
  • • 品種: メークイン(貯蔵向き)推奨

🍠 さつまいも(補助炭水化物)

400g/日
必要量
146kg/年
年間収量目標
約5㎡
必要面積(1作)
480 kcal
400gあたり
  • • 5月植付 → 9〜10月収穫
  • • 貯蔵: 常温で3〜4ヶ月保存可
  • • じゃがいも不足月の補完役
  • • 品種: 紅はるか(甘み・貯蔵向き)
💡 炭水化物補足: じゃがいも700g = 炭水化物約119g / さつまいも400g = 炭水化物約103g → 合計約222g ≈ 目標220g達成
💪

4. タンパク質計画(大豆・枝豆・豆類)

🌿 家庭菜園からのタンパク質目標: 22g/日。大豆・枝豆・いんげん豆を組み合わせて達成。 残り33gは卵・牛乳・チーズから補充。

🫘 大豆(乾燥)

1日使用量60g
年間必要量22kg
必要面積約4㎡
タンパク質60gで約21g

播種: 5〜6月 / 収穫: 9〜10月。乾燥して長期保存可。豆腐・納豆の自家製も可能。

🫛 枝豆(生食用)

収穫期間7〜9月
役割夏場の生タンパク
必要面積1㎡(兼用)
備考大豆の早採り版

大豆畑の一部を早採りすることで夏場の生食タンパクとして活用。

🫘 いんげん豆・黒豆

役割タンパク多様化
必要面積約1㎡
収穫期7〜10月
タンパク質100gで約23g

黒豆は冬の保存食として優秀。正月料理にも活用可能。

🥗

5. 高級サラダ量産計画 — 毎日フレンチ・ホテル級を365日

目標: 高級フレンチ・ホテルビュッフェ級のサラダを自宅で毎朝

単なる「レタスをちぎったもの」ではなく、12〜15種類の葉野菜を組み合わせたミックスグリーンを目指す。 フレンチレストランでは「メスクラン(Mesclun)」と呼ばれる南仏発祥の若葉ミックスがベース。 苦味・辛味・甘味・香りを組み合わせた、見た目も美しいサラダを水耕栽培で年365日途切れずに供給する。

200g/日
1食のサラダ量
73kg/年
年間消費量
12〜15種
常時栽培品種数
1.5〜4㎡
必要スペース

🌿 栽培品種リスト — フレンチ・ホテル級の15品種

品種名収穫日数風味・特徴役割
バターヘッドレタス35〜40日甘み・柔らかさ・フレンチ定番ベース
ロメインレタス40〜50日シャキシャキ食感、セザールサラダベース
グリーンオークリーフ30〜35日まろやか・やや甘いベース
レッドオークリーフ30〜35日赤〜緑グラデーション、見た目◎彩り
マーシュ / コーンサラダ45〜60日ナッツ香り・極繊細、フレンチ最高級高級
ルッコラ (ロケット)25〜30日ゴマ香り・ピリ辛、イタリアン必須アクセント
フリゼ(チコリ)40〜50日苦み・カール状の見た目、ビストロ定番高級
ラディッキオ60〜70日赤紫色・苦み、イタリア最高級彩り
ウォータークレス30〜40日辛味・清涼感、英国王室御用達アクセント
ベビースピナッチ25〜30日鉄分豊富、ホテルビュッフェ定番ベース
チャービル30〜35日アニス香り、フランス4大ハーブハーブ
タラゴン多年草フレンチタラゴン、最高級の香りハーブ
ナスタチウム(食用花)50〜60日花びら食用、ホテル料理の彩り食用花
ミニトマト(アイコ等)定植後60日〜甘み・酸味、サラダの主役主役
ラディッシュ(二十日大根)20〜25日シャキシャキ・辛味、最速収穫アクセント

🔬 水耕栽培システム設計 — NFT方式で毎日収穫を実現

NFT(薄膜水耕)方式を基本採用。パイプ(塩ビ管φ75〜100mm)に一定量の養液を流し続けることで、 根に酸素と栄養を同時供給。レタス類との相性が最も良く、家庭での管理が容易。

📐 毎日1回収穫するための株数計算

35日
レタス平均サイクル
(播種→収穫)
35〜40株
常時必要な在庫株数
(毎日1株収穫の場合)
7株/週
毎週定植する株数
(1日1株収穫ペース)

仕組み: 「毎週7株を育苗スポンジに種まき → 10〜14日で定植 → 25〜30日で収穫」を永遠にループ。 6品種を並行栽培すれば毎日異なる組み合わせが楽しめる。 1日あたりの収穫は1〜2株(約100〜200g)で、 ルッコラ・チャービル等の薬味系は週ごとにカットハーベスト(外葉だけ採る)でさらに効率的。

🧽 年間スポンジ(育苗資材)の必要数

計算式
週あたり種まき数 7〜9粒(ロス率20%込)
年間種まき回数 52週
年間スポンジ必要数 約 450〜500個
推奨育苗資材(3種類)
① ウレタンスポンジ 20mm角
最安・扱いやすい。100個入り × 5袋 = 500個/年。水で濡らして種を置くだけ。
② ロックウール 15mm角
最も安定した発芽率。pH調整(pH5.5の水に6時間浸漬)が必要。業務農家標準。
③ ジフィーポット(ピートモス)
そのまま定植可。土栽培との兼用に最適。マーシュ・チャービルの育苗に特に有効。

📐 スペース別プラン — 3パターン

🏢
ミニプラン
0.6㎡
60cm × 100cm
NFTパイプ
3本
総ポット数
30個
  • • 収穫ペース: 1〜2日に1株
  • • 1日サラダ量: 約80〜100g
  • • 適合: ワンルーム・賃貸ベランダ
  • • 栽培品種: 3〜4種
  • • LED消費電力: 20〜30W
⚠️ サラダ全量には不足。土栽培と併用必須。
🏠
スタンダードプラン
1.5㎡
75cm × 200cm
★ おすすめ
NFTパイプ
5本
総ポット数
70個
  • • 収穫ペース: 毎日1〜2株
  • • 1日サラダ量: 約150〜200g(目標達成)
  • • 適合: 一軒家の一部屋 or 広めベランダ
  • • 栽培品種: 6〜8種(多品種混合◎)
  • • LED消費電力: 50〜80W
✅ このプランで毎日サラダ200g完全達成
🏰
フルプラン
4㎡
200cm × 200cm
NFTパイプ
12本
総ポット数
168個
  • • 収穫ペース: 毎日4〜5株
  • • 1日サラダ量: 400〜500g(余剰あり)
  • • 適合: 専用部屋・温室・ガレージ
  • • 栽培品種: 12〜15種全品種栽培可
  • • LED消費電力: 150〜200W
🌟 余剰分は冷蔵保存 or 家族・友人へ。数年ループ体制が完成。

🔄 週次ローテーション — 永遠に回るサイクルの設計

「いつ何を種まきして、いつ定植して、いつ収穫するか」を固定パターン化することで、 考えずに動けるようになる。下記はスタンダードプラン(70ポット)の6品種ローテーション例。

グループ品種ポット数種まき→定植定植→収穫週あたり種まき
Aバターヘッドレタス1410〜14日25〜30日2粒(毎週)
Bグリーン・レッドオークリーフ1410〜14日20〜25日2粒(毎週)
Cルッコラ(カット収穫)127〜10日20〜25日2粒(隔週更新)
Dベビースピナッチ1210〜14日20〜25日2粒(毎週)
Eマーシュ / フリゼ1014〜21日30〜40日1粒(毎週)
Fチャービル・ウォータークレス87〜10日25〜30日1粒(毎週)
💡 カット収穫(Cut-and-Come-Again): ルッコラ・ベビースピナッチ・チャービルは株ごと引き抜かず、外葉だけハサミで切ることで 同一株から2〜3回収穫できる。これにより実質的な生産量が1.5〜2倍になる。

📅 月別サラダ管理カレンダー(水耕+土栽培 統合版)

1月
水耕: 通常運転
土栽: 小松菜・チンゲン菜
室内LED最重要月
2月
水耕: 通常運転
土栽: 育苗開始(春準備)
マーシュ播種好機
3月
水耕: 通常運転
土栽: サニーレタス播種
土栽培シーズン開始
4月
水耕: 通常運転
土栽: ルッコラ・ラディッシュ
水耕+土の両立開始
5月
水耕: 通常運転
土栽: 全品種フル稼働
ナスタチウム定植
6月
水耕: 通常運転
土栽: 夏季品種切替
バジル・パクチー追加
7月
水耕: LED時間調整(暑さ対策)
土栽: 遮光ネット設置
暑さでレタス苦味増す
8月
水耕: 高温対策(冷却)
土栽: 夏野菜メイン
秋サラダの育苗開始
9月
水耕: 通常運転
土栽: 秋播きサラダ定植
フリゼ・エンダイブ好機
10月
水耕: 通常運転
土栽: 土栽培最盛期
冬越し品種の育苗
11月
水耕: 光量増強(日照減少)
土栽: ほうれん草・小松菜
水耕依存度が高まる
12月
水耕: 通常運転(通年最重要)
土栽: 霜除けで小松菜
冬=水耕が命綱

🍅 ミニトマト年間循環計画 — 赤・黄・橙の3色を365日

ミニトマトはサラダの主役食材。1日5〜8個(50g)を毎日確保するには年間約18kgの生産が必要。 屋外夏株(5〜10月)× 室内冬越し株(10〜4月)の2系統ローテーションで年間循環を実現する。

🌞 夏系統(第1世代)

  • 2月中旬: 室内で育苗開始(LED照射)
  • 5月上旬: 屋外定植(霜が終わり次第)
  • 7〜10月: 収穫最盛期(1株300〜500g/月)
  • 3株 × 3色 = アイコ(赤)/ イエローアイコ(黄)/ オレンジチェリー
  • 10月下旬: 霜が降る前に室内へ移動 or 撤去

❄️ 冬系統(第2世代)

  • 8月中旬: 室内用の種まき開始
  • 9月下旬: 室内大型プランターへ定植
  • 11月〜翌4月: LED照射で室内栽培継続
  • • 収穫量: 夏の30〜50%程度(光量不足のため)
  • • 1株あたり: 月150〜200g(冬季)

🔄 ミニトマト年間生産ループ

系統1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
夏株育苗育苗準備定植収穫最盛最盛収穫撤去
冬株室内室内室内室内育苗定植室内室内室内
✅ 夏株と冬株を組み合わせることで、年間365日ミニトマト供給が実現(冬は量が減るため補助的な位置づけ)

🌱 2〜3年後: 完全自立サイクル — 自家採種でコスト0へ

🌿 自家採種が可能な品種(固定種)

  • ルッコラ — 簡単。花を咲かせて種を取るだけ。次世代も同じ風味
  • マーシュ — 固定種が多い。こぼれ種で自然に増える品種あり
  • バターヘッドレタス(固定種) — 種取り用株を1〜2株残す
  • チャービル — こぼれ種で自然繁殖。一度植えれば毎年自生
  • ウォータークレス — 多年草。株分けで無限に増やせる
  • ナスタチウム — 零れ種で翌年も自然発芽

⚠️ 注意:F1種は採種できない

市販のほとんどの野菜種は「F1(一代交配)」。これは採種しても親と同じ特性が出ない。 サバイバル計画では固定種・在来種の種を意識的に選ぶことが重要。
3年間ループの仕組み
  • 1年目: 市販種で全品種栽培。秋に固定種から採種
  • 2年目: 自家採種分 + 補充購入で並行運営
  • 3年目以降: ルッコラ・マーシュ・クレソン等は完全自立
  • • 毎年少量は市販種を更新して品質維持

🥗 高級サラダ量産計画 まとめ

15種
常時栽培品種
500個/年
スポンジ必要数
1.5㎡
最小推奨スペース
3年後
自家採種で完全ループ

NFTシステム1.5㎡(スタンダードプラン)+ ミニトマト冬夏2系統ローテーションで、 毎日200gのフレンチ・ホテル級サラダが自宅で実現する。 週7株の種まきを習慣化し、3年後には固定種の自家採種で種代コスト0を目指す。

🍅

6. 副菜・ビタミン野菜

主要ビタミン野菜 一覧

野菜1日量年間量必要面積主な栄養素
🍅 トマト200g73kg約3㎡ビタミンC・リコピン・A
🌿 ほうれん草100g37kg約2㎡鉄・ビタミンK・葉酸
🥕 にんじん100g37kg約2㎡βカロテン・ビタミンA
🧅 玉ねぎ50g18kg約1㎡硫化アリル・ビタミンC
🥦 ブロッコリー80g29kg約2㎡ビタミンC・K・葉酸
ビタミン野菜合計必要面積: 約10㎡(トマト3 + ほうれん草2 + にんじん2 + 玉ねぎ1 + ブロッコリー2)
🌻

7. 脂質源(ゴマ・ひまわり・現実的代案)

⚠️ 脂質の自給は最も難しい課題。卵・乳製品から32gを確保できるが、残り〜28gが課題。 ゴマ・ひまわりで補助しつつ、食用油の最低限外部調達を現実的選択肢として提示。

🌿 ゴマ

  • • 1日: 30g → 脂質14g
  • • 年間: 11kg
  • • 必要面積: 約1㎡
  • • 播種: 5〜6月 / 収穫: 9月
  • • 収量: 1㎡で約0.5〜1kg
⚠️ 1㎡では年間11kgは困難。3〜4㎡必要。

🌻 ひまわり(種)

  • • 1日: 20g → 脂質9g
  • • 年間: 7kg
  • • 必要面積: 約1㎡
  • • 播種: 4〜5月 / 収穫: 8月
  • • 観賞兼用で効率的
💡 大型品種1株で種200〜300g収量

🍶 現実的代案

  • • 食用油: 1本/月程度を外部調達
  • • アボカド: 鉢植えで少量栽培
  • • 落花生: 1〜2㎡で年間2〜3kg
  • • えごま: 国産オメガ3の補助
✅ 油のみ外部調達が最も現実的
📅

8. 月別栽培カレンダー(年間スケジュール)

📍 関東〜関西標準(東北・北海道は1〜2ヶ月遅らせて調整)

作物1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
🥔 じゃがいも春
🥔 じゃがいも秋
🍠 さつまいも
🫘 大豆
🍅 トマト
🌿 ほうれん草
🥕 にんじん
🧅 玉ねぎ
🥦 ブロッコリー
🥗 サラダ水耕
🌻 ゴマ
🌻 ひまわり
播種 育苗 定植 生育中 収穫期 乾燥 貯蔵中 通年稼働
1〜2月 冬の準備期
  • 水耕サラダ管理・収穫
  • 土づくり・堆肥仕込み
  • 玉ねぎ越冬管理
  • ほうれん草・小松菜収穫
  • 種の発注・計画確認
3〜4月 春の仕込み
  • じゃがいも春作 植付(3月中〜下旬)
  • トマト苗づくり開始(室内)
  • にんじん播種(3月下旬)
  • ほうれん草春播き
  • ブロッコリー苗立て(4月)
5〜6月 最繁忙期
  • さつまいも植付(5月中旬)
  • 大豆・ゴマ播種(5〜6月)
  • トマト定植(5月中旬)
  • ひまわり播種(4〜5月)
  • 玉ねぎ収穫・乾燥(5〜6月)
7〜8月 夏の収穫ラッシュ
  • じゃがいも春作 収穫(6〜7月)
  • トマト最盛期
  • にんじん収穫・ひまわり収穫
  • じゃがいも秋作 植付(8月上旬)
  • 枝豆収穫(7〜9月)
  • ゴマ収穫(9月)
9〜10月 秋収穫・保存仕込み
  • さつまいも収穫(9〜10月)
  • 大豆収穫・乾燥(9〜10月)
  • じゃがいも秋作 収穫(11月)
  • ブロッコリー定植(8〜9月)
  • にんじん秋播き(8〜9月)
  • 玉ねぎ苗づくり(9〜10月)
11〜12月 冬支度・保存管理
  • じゃがいも秋作 収穫・貯蔵
  • ブロッコリー・にんじん収穫
  • ほうれん草・小松菜播種
  • 大豆・ゴマ貯蔵管理
  • 翌年の計画・種の選定
📐

9. 必要スペース計算(㎡単位)

総必要スペース一覧

カテゴリ作物面積備考
炭水化物じゃがいも(春秋2作)8㎡春4㎡+秋4㎡、同面積輪作可
炭水化物さつまいも5㎡つる性なので縦スペース活用可
タンパク質大豆・枝豆・黒豆5㎡大豆4㎡+その他1㎡
サラダ水耕+土栽培ローテ4㎡水耕2㎡(室内)+土2㎡
ビタミントマト3㎡15〜20株、支柱栽培
ビタミンほうれん草・小松菜2㎡通年リレー栽培
ビタミンにんじん・玉ねぎ・ブロッコリー5㎡2+1+2㎡
脂質ゴマ・ひまわり3㎡補助的(完全自給は困難)
合計35㎡(輪作込み実質31〜35㎡)

💡 スペース節約のコツ

  • • 春じゃがの後に秋野菜を植える(同面積輪作)
  • • トマト・さつまいもは縦(支柱・ネット)活用
  • • 室内水耕で床面積0の壁面栽培も可
  • • コンテナ+プランターで屋上・ベランダ活用

📏 35㎡のイメージ

  • • 6畳の部屋 × 2室 = 約20㎡(水耕込み)
  • • 庭スペース: 5m × 7m = 35㎡
  • • 標準的な一戸建ての庭で十分な面積
  • • マンション: ベランダ+屋上借用が必要
⚠️

11. 現実チェック・課題と対策

総合難易度評価

B+

理論上は実現可能。ただし毎日2〜3時間の農作業
相応の初期投資(設備・種苗)が必要。

脂質の完全自給のみ現実困難(Cランク)

①収量の不確実性(天候・病害虫) リスク: 高
  • 同じ作物を複数箇所に分散して植える
  • 連作障害を避けた輪作計画を立てる
  • 有機農薬・コンパニオンプランツを活用
  • 保険として乾燥食品の備蓄(最低3ヶ月分)
②脂質の完全自給は現実困難 リスク: 中
  • 食用油(サラダ油・オリーブ油)は外部調達
  • ゴマ・ひまわりは補助食材として活用
  • 卵・チーズからの動物性脂質を主軸に
  • えごまオイルで必須脂肪酸(オメガ3)を補充
③冬場の新鮮野菜確保 リスク: 中
  • 室内水耕栽培で12月〜2月もサラダ確保
  • ほうれん草・小松菜は霜除けで屋外越冬可
  • 秋収穫のにんじん・玉ねぎを貯蔵活用
  • 大豆・乾燥豆を煮て栄養補完
④労働時間・体力的負担 リスク: 高
  • マルチング(敷き藁)で雑草管理を省力化
  • 自動給水システム(タイマー式)の導入
  • 水耕栽培は管理が比較的楽(日常10分程度)
  • 収穫・加工・貯蔵の作業を週末に集中
⑤栄養バランスの偏り(微量栄養素) リスク: 低
  • 毎日サラダ150gでビタミンCは十分確保
  • ほうれん草で鉄分・葉酸を確保
  • 牛乳・チーズでカルシウム・ビタミンD補完
  • ヨウ素は海藻(昆布・のり)で必要なら補完

🔥 サバイバル1年計画 最終評価

35㎡
最低必要スペース
2〜3h
1日あたり作業時間
約80%
食料自給率(脂質除く)

卵・牛乳・チーズ + 油のみを外部から調達し、それ以外を全て自分の菜園で賄うことは 35㎡の土地と継続的な労働があれば理論上実現可能です。 ただし1年目は経験不足による収量不足が想定されるため、 最初の年は「80%達成」を目標に、補助食材の備蓄を推奨します。