Japan / Industry
紙・パルプ
洋紙・板紙製造
現状(2026年8月時点)
🌧️雨新聞発行部数の減少とデジタル化で紙・板紙の生産量は3年連続減少。価格改定で増収でも、損益は会社ごとに明暗。
来期(次の1年)
🌧️雨ペーパーレス化で市場は構造的に縮小。包装用も物流効率化・省包装が逆風。価格転嫁と海外展開が生命線。
2036年(10年後)
🌧️雨紙を読む人も、紙で送る仕組みも減り続ける。この産業の10年は「縮小をどう管理するか」であって成長ではない。生き残る道は段ボール(EC需要)とバイオマス素材・発電への転換で、洋紙に留まる会社は設備を閉じ続けることになる。
天気の判定は本サイト独自のもので、帝国データバンクの判定ではありません。
いまの株価水準
天気(事業環境)とは別の軸です。良い業界でも株価が高すぎることはあるので、2つを分けて見ます。 掲載銘柄4社を時価総額で加重平均した値(2026-08-11 時点)。
16.2倍
この業界のPER
0.91倍
市場平均比 → やや割安
63%
52週レンジ内 → 中位
3.37%
配当利回り
安いが、安いのには理由がある
構造的な逆風を市場が織り込んで安くなっている状態です。数字の割安さだけで判断すると、業績がさらに落ちて「割安でもなかった」ということが起きます。転換が進んでいるかを確認するのが先です。
比較対象は NEXT FUNDS TOPIX Exchange Traded Fund(PER 17.77倍)。 この業界のPER 16.2倍 ÷ 17.77倍 = 0.91倍。
PBRは0.66倍 / 掲載銘柄の 100% がPBR1倍割れ
PERは時価総額で加重平均し、赤字銘柄と200倍を超える極端な値は除外しています。 これは割安・割高の目安であって、買い時・売り時の判断ではありません。 株価水準が低いことには必ず理由があり、その理由はこのページの本文に書いてあります。
この業界の仕組み
何で儲けているのか
木材チップから紙を作る。新聞紙・印刷用紙(洋紙)と、段ボール原紙(板紙)の2本柱。巨大な設備を回し続けないと採算が合わない装置産業。
利益が動く引き金
稼働率と電力・原料コスト。工場を止めると赤字になるため、需要が減っても簡単に減産できない。
AIはこの業界にどう効くか
紙を読む人も、紙で送る仕組みも減り続ける。AIとデジタル化は需要を戻さない。段ボールとバイオマスへの転換だけが道。
→ コラム「2040年の未来から逆算する投資」で全業界を比較する代表銘柄 4社
数値は Yahoo Finance 実測(2026-08-11 時点)。 平均PER 17.1倍 / 平均PBR 0.59倍 / 平均配当利回り 2.77%(単純平均・参考値)
| 銘柄 | 株価 | 時価総額 | PER | PBR | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3861 王子ホールディングス | 875.6円 | 7,436億円 | 14.3 | 0.69 | 4.11% |
| 3863 日本製紙 | 1,394円 | 1,607億円 | 13.7 | 0.31 | 1.08% |
| 3941 レンゴー | 1,594.5円 | 3,860億円 | 18.8 | 0.77 | 3.14% |
| 3865 北越コーポレーション | 941円 | 1,494億円 | 21.6 | 0.59 | 2.76% |
業界ごと買う場合のETF
1620 素材・化学(TOPIX-17)上場投信
※ このETFの構成銘柄の分析はまだ作成していません。1つのETFに複数の業界が入っている場合もあるため、中身は必ず確認してください。
判定と株価水準の推移
更新するたびに1行増えます。過去の判定は書き換えませんので、 「あのとき何と言っていたか」と「そのあとどうなったか」を後から確かめられます。 現在は初回の記録のみです。次回の更新から比較が出ます。
| 記録日 | 現状 | 来期 | 2036年 | PER | 株価水準 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026-08-11 | 🌧️雨 | 🌧️雨 | 🌧️雨 | 16.2 | やや割安 |
記録は data/toushi/history/ に日付ごとのファイルとして保存されます。同じ日付のファイルは上書きされません。
この判定の位置づけ
天気は5段階の区分であって順位ではありません。同じ「雨」の中に優劣はつけていないので、 何位かではなく、どのグループに入ったかで見てください。
洋紙・板紙製造 は、2036年を「🌧️雨」と判定した 1業界のうちの1つです。
→ 日本の全21業界を一覧で見る⚠️ 投資助言ではありません
天気の判定は本サイト独自の見解です。個人の分析であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。