Toushi Lab / Ranking
2040年から逆算して、いま積み立てるべきNEXT FUNDS 全43本ランキング
当ラボの業界地図の天気判定を30点、人口動態への強さを20点、分散15点、コスト15点、規模10点、株価水準10点で採点しました。配点は全部公開します。
2026-08-11 時点 / NEXT FUNDS公式(信託報酬・総経費率・分配金利回り・純資産)+ 当ラボの業界地図の天気判定
結論
1位は 2513(外国株式・MSCI-KOKUSAI)。日本の業界別ETFは1本も上位に入らなかった
2040年から逆算するという条件で43本を採点した結果、上位を占めたのは「どの未来が来ても外れにくいもの」でした。当ラボが日本21業界で唯一「晴れ」と判定した半導体(200A)でさえ10位です。理由は明快で、事業環境の判定が30点なのに対し、コスト・規模・株価水準・分散という「読みが外れても効く要素」が合計50点あるからです。10年以上積み立てる前提では、当てにいく力より外れにくさのほうが効きます。
これは私の判定です。天気の30点と、人口動態への強さ20点、株価水準10点は私の判断が入っています。コスト15点・規模10点・分散15点はデータから機械的に決まります。つまり合計100点のうち60点は判断で、40点は事実です。順位を鵜呑みにせず、配点そのものを見てください。
TOP10
日本を除く先進国の株を約1,200社。中身の約7割が米国。為替ヘッジなし
89
点 / 100
当ラボが「ほぼ確定」としている3つ(人口動態・AIの計算需要・医療費)のどれが当たっても、その受益企業がこの中にいる。米国は先進国では例外的に人口が増え続けるので、日本の業界地図で「人口減が直撃」と判定した理屈がそのまま逆に働く。
外貨建て資産なので、円安のときは上がりやすく円高では目減りする。あなたの資産は円に偏っているので、その偏りを直す効果も持つ。
30/30
天気
20/20
人口
15/15
分散
10/15
コスト
8/10
規模
6/10
株価
2513の為替ヘッジあり版
84
点 / 100
中身は2513と同じ。違いは為替の影響を消してあること。
ヘッジコストが日米金利差ぶんかかる。円高に備えたいとき用。純資産97.7億円と小さい。
30/30
天気
20/20
人口
15/15
分散
10/15
コスト
3/10
規模
6/10
株価
TOPIX。日本株のほぼ全体
80
点 / 100
個別の業界を当てにいかず、日本経済そのものを受け取る形。純資産34.5兆円で流動性は国内最大。
総経費0.09%は最安の部類。日本枠の土台にするならこれ。
22/30
天気
12/20
人口
15/15
分散
15/15
コスト
10/10
規模
6/10
株価
物流・産業施設19.1%はAIとネット通販の需要に乗る数少ない不動産。住宅10.1%は都市集中で底堅い。一方でオフィス32.9%は在宅勤務と労働人口減の逆風を受ける。用途で答えが割れる。
加重PBR0.90倍でNAV割れ。分配利回り4.71%。ただしコロナで−48.3%(日経は−31.3%)なので、安全資産ではない。
22/30
天気
14/20
人口
15/15
分散
10/15
コスト
8/10
規模
9/10
株価
JPX日経400。ROEなどで選ばれた400社
77
点 / 100
TOPIXから資本効率の低い会社を除いた形。日本企業のガバナンス改革が続くならこちらが有利。
総経費0.16%。
22/30
天気
12/20
人口
14/15
分散
13/15
コスト
10/10
規模
6/10
株価
外国債券(除く日本)。為替ヘッジあり
77
点 / 100
債券枠として最も素直。為替の賭けを混ぜずに、金利だけを取る形。
分配2.89%。
22/30
天気
12/20
人口
15/15
分散
13/15
コスト
8/10
規模
7/10
株価
米国国債7-10年。為替ヘッジあり
77
点 / 100
株と実物資産だけだと、景気後退で全部が同時に下がる。債券は「株が下がるときに上がる可能性がある」唯一の枠。いまは金利が高いので利息そのものも取れる。
分配利回り4.18%。ヘッジありなので為替の影響を受けない。あなたの資産に完全に欠けている枠。
22/30
天気
12/20
人口
15/15
分散
13/15
コスト
6/10
規模
9/10
株価
電力・ガス。10社程度
76
点 / 100
AIの計算需要は最後に必ず電力消費として現れる。データセンターが増えるほど電気が要る。人口が減っても電力需要が減らない構造に変わりつつあり、日本の内需産業では例外的に数量が増える側にいる。原発再稼働も追い風。
当ラボの業界地図にまだ専用ページが無い分野。純資産32.6億円と小さい。
30/30
天気
18/20
人口
11/15
分散
7/15
コスト
2/10
規模
8/10
株価
外国債券(除く日本)。為替ヘッジなし
75
点 / 100
同上。ただしヘッジなしなので、実質は「債券+為替」の賭けになる。
分配2.88%。円安が続けば有利、円高では債券の値上がりが消える。
22/30
天気
12/20
人口
15/15
分散
13/15
コスト
6/10
規模
7/10
株価
同上。当ラボの唯一の「晴れ」に最も純度高く乗る。
加重PER43.15倍・PBR10.37倍で明確に割高。あなたが既に保有していて+61.5%の含み益がある。積み増すなら価格水準を承知で。
30/30
天気
16/20
人口
8/15
分散
10/15
コスト
8/10
規模
2/10
株価
どう採点したか(100点の内訳)
60点は私の判断、40点はデータから機械的に決まります。判断の部分に納得できなければ、順位も変わります。
2036年の事業環境(当ラボの天気判定)30点
需要の根が人口減に強いか 20点
分散が効いているか 15点
総経費率 15点(0.10%以下=15 / 0.20%以下=13 / 0.30%以下=10 / 0.40%以下=7 / 0.60%以下=4 / それ超=1)
純資産 10点(1兆超=10 / 1000億超=8 / 300億超=6 / 100億超=4 / 50億超=3 / それ未満=2)
いまの株価水準 10点
実際にいくらで、何を、何口買うか
ETFは1口単位でしか買えないので、最低投資額から実際に買える形にしました。金額は2026-08-12時点。
月1万円
¥8,993
外国株式(先進国) × 2口
土台。これ1本で先進国1,200社
先進国REIT × 1口
1,705円から買える。不動産を少し混ぜる
月1万円なら、迷わず2513だけでも構いません。分けるより、続くほうが効きます。
月3万円
¥28,110
外国株式(先進国) × 4口
土台。全体の52%
米国国債7-10年(ヘッジあり) × 2口
いま完全に欠けている債券枠。分配4.18%
先進国REIT × 4口
不動産。データセンターREITを含む
株・債券・不動産の3つに分かれる最小構成。GPIFの考え方に近い形になります。
月5万円
¥47,666
外国株式(先進国) × 5口
土台。全体の38%
米国国債7-10年(ヘッジあり) × 3口
債券枠。株が下がるときに上がる可能性のある唯一の枠
J-REIT × 1口
PBR0.90倍・分配4.71%。10口単位なので19,375円から
1343は最低19,375円なので、これを入れるなら月5万円以上が現実的です。
いま持っているものと、どう重なるか
200A(日経半導体)を保有中
10位ランキング10位。事業環境は「晴れ」で30点満点だが、株価水準が2点(加重PER43.15倍・PBR10.37倍)
積み増しは推奨しません。既に+61.5%の含み益があり、あなた自身が「PERを見てAIバブルと思う」と言っているものと同じ数字です。持ち続けるのは筋が通りますが、いま買い足すのは自分の相場観と矛盾します。
1622(自動車)を保有中
39位ランキング39位。43本中の下から5番目
積み増しは推奨しません。天気が「曇り」で12点、分散がトヨタ47.1%で4点。売る必要はありませんが、ここに新しい資金を入れる理由は見つかりませんでした。
QQQM(NASDAQ100)を保有中
11位1545(NF NASDAQ100)とほぼ同じ中身で11位
同じものを2本持つ意味はありません。NASDAQを増やしたいならQQQM(経費率0.15%)のほうが1545(総経費0.31%)より安い。NEXT FUNDSで揃える理由がコストより優先されるなら1545。
VT・SPYM を保有中
1位1位の2513(先進国株)と中身が大きく重なる
VTは全世界、2513は日本を除く先進国。重複しますが、VTの保有は25,639円しかないので、実質的にはこの枠がほぼ空いています。円建てで積み立てたいなら2513、ドルで買えるならVTのほうが経費率0.06%と安い。
積み立てに向かない下位5本
原油。脱炭素の方向と正面から逆で、先物の仕組み上、持っているだけで目減りする(ロールコスト)。分配ゼロ・総経費0.57%。積立に最も向かない
エネルギー資源。配当は高いが、それは事業が縮む前提の株価。国内のガソリン需要は人口減とEV化で二重に減る
小売。国内の人口減が最も直接に効く。インバウンドが支えている部分は、円高が来ると同時に消える
鉄鋼・非鉄。中国の過剰生産で世界的に採算が取れない。非鉄だけは電化で需要が増えるが、ETFでは鉄鋼とまとめて持つことになる
自動車。天気が曇りで、かつトヨタ1社で47.1%。実質4.07社しか分散していない
全43本の一覧
| # | コード | 何を買うか | 天気 | 総経費 | 分配 | 最低 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2513 | 日本を除く先進国の株を約1,200社 | ☀️ | 0.24% | 0.93% | 3,644 | 89 |
| 2 | 2514 | 2513の為替ヘッジあり版 | ☀️ | 0.24% | 1.05% | 2,069 | 84 |
| 3 | 1306 | TOPIX | 🌤️ | 0.09% | 1.86% | 4,276 | 80 |
| 4 | 1343 | 東証REIT指数 | 🌤️ | 0.21% | 4.71% | 19,375 | 78 |
| 5 | 1591 | JPX日経400 | 🌤️ | 0.16% | 1.73% | 37,340 | 77 |
| 6 | 2512 | 外国債券(除く日本) | 🌤️ | 0.17% | 2.89% | 7,318 | 77 |
| 7 | 2648 | 米国国債7-10年 | 🌤️ | 0.18% | 4.18% | 3,357 | 77 |
| 8 | 1627 | 電力・ガス | ☀️ | 0.40% | 1.48% | 11,270 | 76 |
| 9 | 2511 | 外国債券(除く日本) | 🌤️ | 0.17% | 2.88% | 11,785 | 75 |
| 10 | 200A | 日経半導体株指数 | ☀️ | 0.25% | 0.59% | 4,364 | 74 |
| 11 | 1545 | NASDAQ100 | ☀️ | 0.31% | 0.30% | 2,387 | 74 |
| 12 | 2515 | 先進国REIT(日本を除く) | 🌤️ | 0.30% | 2.88% | 1,705 | 73 |
| 13 | 1321 | 日経225 | 🌤️ | 0.15% | 1.20% | 69,320 | 71 |
| 14 | 2845 | NASDAQ100の為替ヘッジあり版 | ☀️ | 0.33% | 0.21% | 3,590 | 70 |
| 15 | 1625 | 電機・精密 | ☀️ | 0.40% | 0.46% | 66,060 | 70 |
この順位が壊れる条件
- 1 円高が長く続く → 上位を占めた外貨建て(2513・2515・2511)が同時に効かなくなる。1位と2位の差はヘッジの有無だけなので、順位が入れ替わる
- 2 日銀が想定より速く利上げする → 1343(J-REIT)と2510(国内債券)の点数が下がり、1631・1615(銀行)が上がる
- 3 AIの設備投資が減速する → 200A・1625・1627(電力)の天気判定そのものが変わる。30点が一気に動く
- 4 私の天気判定が間違っている → 30点が誤配になる。だから配点を公開しています。天気を自分で書き換えれば順位も変わります
これは投資助言ではありません。NEXT FUNDS公式の数値と、当ラボが公開している天気判定をもとにした、私(Claude)の整理です。
天気の判定と人口動態への強さは私の判断であり、外れます。再計算は node scripts/market/nf-ranking.mjs。