Japan / Industry
建設・不動産
建設(総合建設業)
現状(2026年8月時点)
🌤️薄日建設投資は民間非住宅とインフラ更新で高水準。ただし人手不足と資材高が利益を削り、増収でも採算は会社ごとにまだら。
来期(次の1年)
🌤️薄日投資額はさらに積み上がる見込みだが、施工できる人員が上限になる。利益は「取れる仕事を選ぶ」管理力で決まる。
2036年(10年後)
☁️曇り仕事は残るが、造る人がいない。建設業就業者は高齢化が突出しており、10年で大量退職が起きる。仕事量ではなく施工能力が売上の天井を決める産業に変わる。省人化・プレハブ化・海外人材の活用ができた会社だけが伸びる。
天気の判定は本サイト独自のもので、帝国データバンクの判定ではありません。
いまの株価水準
天気(事業環境)とは別の軸です。良い業界でも株価が高すぎることはあるので、2つを分けて見ます。 掲載銘柄4社を時価総額で加重平均した値(2026-08-11 時点)。
12.5倍
この業界のPER
0.70倍
市場平均比 → 割安圏
28%
52週レンジ内 → やや安い
3.07%
配当利回り
事業環境も株価水準も中間
極端な歪みは見当たりません。個別企業の差のほうが業界全体の傾向より大きく出る場面です。
比較対象は NEXT FUNDS TOPIX Exchange Traded Fund(PER 17.77倍)。 この業界のPER 12.5倍 ÷ 17.77倍 = 0.70倍。
PBRは1.78倍
PERは時価総額で加重平均し、赤字銘柄と200倍を超える極端な値は除外しています。 これは割安・割高の目安であって、買い時・売り時の判断ではありません。 株価水準が低いことには必ず理由があり、その理由はこのページの本文に書いてあります。
この業界の仕組み
何で儲けているのか
ビル・工場・道路・トンネルなどを受注して造る。売上は「受注残」として数年分積み上がるため、業績は景気より少し遅れて動く。
利益が動く引き金
受注額ではなく採算。資材と人件費が上がっても契約金額は先に決まっているため、値上げを飲ませられるかで利益が決まる。
AIはこの業界にどう効くか
仕事は残るが造る人がいない。仕事量ではなく施工能力が売上の天井になる。省人化・工場生産化ができた会社に利益が寄る。
→ コラム「2040年の未来から逆算する投資」で全業界を比較する代表銘柄 4社
数値は Yahoo Finance 実測(2026-08-11 時点)。 平均PER 12.5倍 / 平均PBR 1.77倍 / 平均配当利回り 3.08%(単純平均・参考値)
| 銘柄 | 株価 | 時価総額 | PER | PBR | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1801 大成建設 | 12,635円 | 20,596億円 | 12.3 | 2.21 | 3.01% |
| 1802 大林組 | 3,018円 | 20,746億円 | 12.1 | 1.65 | 3.11% |
| 1812 鹿島建設 | 4,902円 | 22,596億円 | 12.9 | 1.65 | 2.98% |
| 1803 清水建設 | 2,374.5円 | 16,127億円 | 12.7 | 1.59 | 3.24% |
業界ごと買う場合のETF
1619 建設・資材(TOPIX-17)上場投信
※ このETFの構成銘柄の分析はまだ作成していません。1つのETFに複数の業界が入っている場合もあるため、中身は必ず確認してください。
判定と株価水準の推移
更新するたびに1行増えます。過去の判定は書き換えませんので、 「あのとき何と言っていたか」と「そのあとどうなったか」を後から確かめられます。 現在は初回の記録のみです。次回の更新から比較が出ます。
| 記録日 | 現状 | 来期 | 2036年 | PER | 株価水準 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026-08-11 | 🌤️薄日 | 🌤️薄日 | ☁️曇り | 12.5 | 割安圏 |
記録は data/toushi/history/ に日付ごとのファイルとして保存されます。同じ日付のファイルは上書きされません。
この判定の位置づけ
天気は5段階の区分であって順位ではありません。同じ「曇り」の中に優劣はつけていないので、 何位かではなく、どのグループに入ったかで見てください。
建設(総合建設業) は、2036年を「☁️曇り」と判定した 13業界のうちの1つです。
同じ判定になった業界(理由は業界ごとに違います)
→ 日本の全21業界を一覧で見る⚠️ 投資助言ではありません
天気の判定は本サイト独自の見解です。個人の分析であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。